Anderson0128の日記

Anderson0128の日記ではAndersonが日夜体験した事を記します。

微妙な博士と平凡な助手2

「よし。これで完成だ。早速動かそう。」

「博士。今度は一体どんな発明をしたんですか?」

「鈴井くん。君、お寿司は好きかね?」

「ええ。好きですよ?」

「なら丁度いい。ではこのヘルメットを付けて暫く くつろいでくれたまえ。」

「はい。」

30分後

「博士。今のところ何も起きてない気がしますけど。一体このヘルメットにはどんな効果があるんですか?」

「このヘルメットは、鼻腔を広げて鼻づまりを治してくれるんだよ。」

「博士!」

「どうしたんだ。鬼のような形相になって。」

「ヘルメットである必要性!鼻のことなのにヘルメットである事が怖いし!既にそんな商品は世に出回っているし!寿司関係ねぇし!」

「ごめんよ。ブリーズライトとカブっちゃうなって思ってて、ヘルメットにしたらいいかなって。」

「既製品があると知っているのならまず作ろうとしないでください!」

「では。新しい発明品を沢山作るよ。数打ちゃ当たるってね。」

「お願いしますよ。」

2週間後

「とりあえずこんなものかな。鈴井くん。早速私が発明した数々の道具を見せてあげよう。」

「はい。」

「まずはこれだ。一生排泄と排尿をしなくても大丈夫な身体になる薬だ。」

「すごいですね!ではその分の排泄物はどうなるのです?」

「・・・・・・」

「なんで黙り込むんですか!怖いからやめてください。」

 「次はこれだ。」

「コイツっ……!」

「周りがどんなにうるさくても大丈夫なスーパーヘッドホンだ。例え周りに工事現場が500個あっても無音だぞ。」

「そんな状況ありませんよ。ではこれを使って曲を聴いてみますね。」

 

「博士。確かに騒音は何も聞こえないですけど普通に音質めちゃくちゃ悪いじゃないですか。」

「ごめんよ。そっちにまで手が回らなくて。でもアリアナ・グランデ吉幾三の曲だけは再生すると綺麗な音質になるんだ。」

「イレギュラーが過ぎます。」

 

「次はこれ。」

「?靴下ですか?」

「鈴井くん。靴下を履いたまま布団に入って、頃合になったら脱いで足がスルスルになるのは好きかい?」

「死ぬほど好きです。」

「この靴下は普通の靴下の9倍の速さで足がスルスルになるんだ。」

「すごいです。けどこの現象って全人類に共通するんですか?下手したら僕と博士の間だけのあるあるかも知れませんよ。」

「それな」

「急にナウい

 

「次はこれだ。」

「何ですかこれは?羽根ペン?」

「これを持つとね。嫌いなマンガをひとつ終わらせる権限をもらえるんだ。」

新妻エイジじゃないですか!これに関しては一切科学が関わってないじゃないですか!」

「新妻……エイジ?」

「知らんぷりしないでください!その考えが被る訳ないんですから!」

 

「次が最後だ。」

「そんな。まだ全然良いの出てないのに。」

「髪の毛を切り過ぎたなんて事は誰でも経験したことがあるだろ?」

「そうですね。」

「この薬を飲むとどんどん髪が伸びて間違えて切り過ぎても元に戻すことが出来るんだよ。」

「それはすごいですね!とても役立つじゃないですか!早速使ってみてもいいですか?」

「もちろんだ。」

ゴクリ

ビョン!

「!?」

「限度限度!あぁぁぁあ!伸びるの早すぎる!山岸由花子のラブデラックスみたいになってる!」

1分後

「博士。限度を考えてください。これ4メートルぐらいありますよ。」

「成分を大幅に減らそう。」

「あと伸びた髪の毛キューティクルのキの字もないです。ゴワゴワ過ぎて埃絡め取りすぎです。」

「失敗した髪型をやり直せるんだ。贅沢言っちゃあいけない。」

「博士。悪いんですけど髪の毛切ってください。」

「構わないよ。」

15分後

「博士!何でハサミで坊主にするんですか!その技術なんですか!上手いんだか下手なんだか!」

「まあまあ。また薬を飲めばいいじゃないか。」

「でも掃除が面倒くさすぎます。10万本以上の4メートルの髪が既にあるのに。」

「大丈夫。私のダイソンで掃除できるから。」

「そういうのは自分で発明しないんですね。」

 

fin